SJ30 エンジンマウント サンマル用 非純正品 2個セット SUZUKI Jimny スズキ ジムニー 通常版
長文ですが、最後までよく読んで、内容を十分把握してからご検討ください。
SJ30の純正のエンジンマウント(前側の2個、左右で共通)は
すでに絶版で…残念ながらメーカーからの部品供給はありません。
他の絶版となった部品も同じですが…いろいろなところでメーカー(スズキ)の方々に
「絶版となった部品でも注文や要望が集まると再生産・再販の可能性はありますかね?」
「価格は多少上昇したとしても重要な機能維持部分だけでも再販されるとうれしいのだが」
…と相談するも「絶版部品の再生産・再販の可能性は無い」と皆さん断言されています…
なお後側(ミッションマウント)は前側エンジンマウントと比べると元々傷みにくいのと
新しいJA11や22などとも共通(互換品)なのでミッション側はまだ
メーカーから新品の純正品が出ます。
問題となるのはサンマル専用?の前側の左右2個のエンジンマウント…
エンジンの揺れで傷みやすいのでゴム部が千切れたり剥離している個体も多いですね…
某ショップがサンマル用として販売している(強化)エンジンマウントはあるのですが…
正直言って各部のサイズが(厚みやオフセット量)ちょっと…アレで…
純正のマウントとは各部の寸法が違う分、無理矢理の力技(汗)で…
上から押さえつけ、グリグリひねって、押し込んで取り付けなければならず…
純正のエンジンマウント装着時と比べるとエンジンの位置が(角度も)ずれてしまい、
組付けの際も決してスマートではない「ボルトオン」とは正直言えない代物で…
純正エンジンマウントと同等サイズとなる互換性の高いエンジンマウントは
私が捜した限りでは海外でも社外のリプロパーツなども存在しませんでした…
(もしかしたら2ストのLJ50は海外には出てないのか…)
現状はオークションや解体屋、部品取り車から外した中古パーツで修理するしか
方法はないのですが、その中古パーツだって製造された時期や使用履歴や
保管環境も不明ですでに剥離している可能性もある、完全に運に任せた博打で…
かろうじて現状は無事だったとしても、この先いつまで使えるのかは分らない…
本来は「エンジンマウント」として販売している物ではありませんが
加工をすれば使用(流用)できそうな市販の汎用工業部品を探し出しました。
この部品チョイスの際に特にこだわったのは
「(できる限り)純正と同等サイズ(特に厚み)でエンジン位置のズレも少なく」
「取り付けが容易な完全ボルトオン」の2点
厚みはノーマル純正部品に限りなく近く(厳密には0.5~1mm程度のマイナス)
2本の固定ボルトはノーマルのものをそのまま利用でき
この流用マウント装着時でもエンジンの高さと位置、角度は
純正マウント使用の際と比べ、できる限り近くなるようにセンターボルトとの
オフセット量を考慮して固定穴を設計し斜めに長穴加工
車両の個体差等によって起きる装着時のズレや減衰ゴムの過度な変形を
組付ける向きによって少しでも解消できるように取付ボルト穴とセンターボルトの位置を
オフセットさせているためマウントを取り付ける際↑の向きを上に向ければ+2ミリ
クルっと180度回すと-2ミリとセンターのマウントボルトの位置を微調整できるように
斜めに長穴加工しています。
(まっすぐ長穴加工すると反転させても±0で位置は変えられない)
自分の車体は左右のマウントを↓下向きで組んだ時収まりがよかったです
知人のサンマルではゴム部の変形具合を見ながら右が下↓、左は上↑で組んでます
装着時に上向き下向き両方試してマウントができるだけ斜めにねじられない方向、
減衰ゴム部の初期変形ができるだけ少ない収まりがいい方向を探ってください
まだ変形量が少なく、破損もしていない純正マウントとの交換でしたら
無理矢理ねじ込まなくても各ボルトの穴位置は容易に一致するはずです。
自分はクルマのパーツ制作・加工は専門外ですが金属加工業を生業としています。
SJ30オーナーで自分のためのサンマルの補修に使うためにこの汎用マウントの
専用の固定治具を制作し、工具を用意して業務用のフライス盤や切削工具で加工し
装着しました。
数種類の素材部品を実際に買って現物を確認してみたが採用せずボツになったものも…
現物部品や車体側の測定や構想を練りあげ購入部品の選定と設計、
切削工具や固定治具の製作費など…
色々と初期コストの回収って意味もありますが(笑
せっかくノウハウと道具が揃っているので…
自分で使う分だけでなく、人柱になる覚悟のある(笑
同志であるサンマルオーナーのためにお譲りします。
********* 注 意 **********
これは非純正部品で本来は車用エンジンマウントではない
市販の汎用工業部品を加工した「流用カスタム(補修)パーツ」です
実際にこのマウントを自分のサンマルに使って個人的に満足しておりますが
サンマルは街乗りと散歩と最近はもっぱら”ライト”なクロカン(風)遊び用途で
本格的な激しいクロカン走行やトライアルなどの競技とか
エンジンマウントが大きくねじれる様な多大な負荷をかけての過酷な環境や
長期間・長距離使用での限界・耐久テスト等は正直言ってできていません
”自己責任”というものをしっかりと理解でき
人柱にもなる”覚悟”がある人に使ってもらえるとうれしいです。
万が一この流用エンジンマウントを装着・使用しての
不具合・故障・事故・トラブル等なにがあっても
当方では保障やサポートは一切対応できません。
完全ノークレーム・ノーリターンThe seller does not provide return compensation and other responsibilities・ノーサポートでお願いします
「流用カスタム(補修)」はあくまでも自己責任で!
お取引は”日本語の理解できる方限定”でお願いします。
この(通常版)エンジンマウントは各部が純正同等サイズで完全ボルトオンを目指していますが
より高い耐荷重の太い(硬い)汎用マウントを使った「強化版エンジンマウント(大)」も用意してます。
(強化版のほうは完全ボルトオンではなく車両ブラケット側の既存穴の拡大加工が必要となります)
興味がある方は自分の出品物から探してもらうか
「SJ30 強化版エンジンマウント(大) 要加工 サンマル用 非純正品 2個セット SUZUKI Jimny スズキ ジムニー」
で検索してみてください